初詣就職成就活動 通関情報処理システム(NACCS)による通関手続

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初詣就職成就活動 通関情報処理システム(NACCS)による通関手続


就職活動 通関情報処理システム(NACCS)による通関手続


 現在、通関業者からの申告は、原則として「通関情報処理システム(NACCS)」というコンピューターのオンラインシステムによって行われます。
 このシステムは、税関と通関業者だけでなく、運送会社や航空会社、船会社、
倉庫会社、銀行など、通関に関係する各機関を通信回線で結び、相互に必要な情報を
ホストコンピュータによって処理するものです。
 1978年に成田空港の貨物を取り扱う為に新設された、千葉県市川市の
「東京航空貨物シティーターミナル」に設置され、以後、全国の税関に順次設置して、
1996年にはすべての税関での導入が完了しています。

 NACCSには、航空貨物の通関手続きを行う「AIR-NACCS」と、
海上貨物の通関手続きを行う「SEA-NACCA」があるが、
システムの概要はほぼ同じです。
その手続きがつぎのようになります。

  1. 通関業者が端末コンピュータから通関申告に必要な項目を入力します。
  2. ホストコンピュータが税率や通過概算などを行い、申告内容が完成します。
  3. 通関士が内容をチェックして、問題がなければ自分のIDカードまたはパスワードを使って、ホストコンピュータに送信(申告)します。
  4. ホストコンピュータが審査区分を選定し、簡易審査あつかいとなった申告のうち関税のかからないもの、関税が口座振替にされているもの、および納期延長が選択されているものについては、即時許可の報告が端末コンピュータに付属するプリンターでプリントアウトされる。
  5. 書類審査または現物検査あつかいになった申告については、必要書類をそろえて税関に提出し、審査または検査を受ける。
  6. 審査、検査ののち、問題がなければ、税関が端末コンピュータで審査終了を入力し、税関が不要な貨物はその時点で許可、納税が必要な貨物については納税が確認されると許可となります。
このなかの3、で出てたIDカード又はパスワードは、通関士のそれぞれに与えられているもので、これを使って申告することで、書類への記名、捺印をするのと同じ効力が与えられている。
したがって、このIDカードやパスワードを使えるのは通関士だけであり、また通関士であっても他人のカードやパスワードで申告することは出来ません。

NACCSのシステムは、書類での申告に比較して、通関の手続きを
圧倒的に早くすることに役立っています。
現在は、輸出、輸入のそれぞれの申告のうち、
90%以上がこのシステムによって処理されています。


☆書類の流れ☆
 通関業者のなかで、通関申請の依頼を受けるのは営業部門です。
営業部門は依頼者から通関に必要な書類を受け取ります。
ただし書類が到着する時間は、それぞれの貨物によって違う場合があります。
 たとえば、通常の航空貨物の場合は、荷物と同じ飛行機で必要書類が送られてくるのが
一般的だが、船便の場合は、事前に書類だけが送られてくることが多い。
また、航空貨物の場合も、事前にファックスやインターネットを通じて
書類のコピーが通関業者に送られ、書類に記入された内容を先に通関業者に
伝えるということも行われる。
これによって通関業者は、通関の申請書類を先に作成することができるので、
荷物と実物の書類が到着するとすぐに通関の申告ができるのである。

ここで必要書類と言っていますが、通関の手続きにはさまざまな書類が必要になります。
これらの書類は、その入手先から大きく3つに分けられます。
 まず第1は、貨物を発送した先から貨物に添付して送られてくるものです。
これは通常、航空便では貨物と一緒に、船便では貨物より先に送られてくるという書類です。
その次には、輸入する国、日本の場合は日本の国内で発行される生類です。
これは日本の法律で輸入前に取得することが決められている書類で、
食べ物なら食品衛生法や家畜伝染病防止法、植物防疫法などの規定で決められた
承認書などが必要となります。
 そして最後は、通関業者が作成する書類である。
これは通関申請書だけでなく、たとえば輸入する貨物が名前を聞いただけでは
どういうのもかわからないような場合に、通関業者が輸入者から説明を受けて
「申請する××という貨物は、○○という機械に必要な部品で、
〜という働きをするものである」というような内容を書類に仕上げるのである。
これはどうしても必要なものとは言えないが、より迅速な通関を実現するためには、
税関の職員が書類を見ただけで貨物の内容を正確に判断できるように
準備することが必要で、通関業者がこういう書類を用意することも少なくないのです。

☆「インボイス」「パッキングリスト」☆
「インボイス」とは貨物に添付されている書類の主なものです。
日本語では「送り状」「仕入れ書」と呼ばれる書類です。
この書類には貨物の送り主と受取人の名前、連絡先、貨物の中身の名称、
その量、価格など貨物の情報が書かれています。
「パッキングリスト」とは、貨物がどのような状態で梱包されているかを示すものです。
たとえばテレビの場合、一個のダンボールの中にテレビ本体とリモコン、接続コード、
乾電池、説明書がセットされている、そのダンボールが20フィートの大きさのコンテナ一個に
400個まとめて詰められている。
と言うことを示すものです。
 また、税関で通関のときに支払う関税は、貨物そのものの価格だけではなく、
輸送にかかった代金や荷物にかけた保険料も含めた額から割り出されるため、
これらを証明する「運賃明細書」や「保険料明細書」も書類のなかに含まれることが一般的です。

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