みんなの就職活動 温室効果:環境を考える仕事について

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「温室」の中に入ると、暖房もしていないのに暖かく感じることを
不思議に思ったことはありませんか?
これは温室を取り巻いている材料である「ガラス」が太陽からの
日射エネルギーを透過させる一方で、温室内にある温まった
物体から放射されるエネルギーは透過させないからなのです。

「ガラス」のこのような性質と同じ性質を持った「気体」の濃度が,
地球の大気圏で増加することによって地球の気温が上昇する現象を
「地球温暖化」といいます。
そして、この地球の温度上昇を引き起こす気体を「温室効果ガス」と呼んでいます。

この「温室効果ガス」を種類別に比較してみますと、二酸化炭素によるものが
全体の55%ともっとも大きく、ついでフロンガス、メタン、一酸化窒素という順番に
なっています。

地球の気温が上昇することによって、気候条件に依存する農林業への影響、
海面の上昇に伴う水害危険性の増加などの影響が予想されています。
具体的には、降雨量の分布が変化した場合には、水力発電所への依存度が高い国では、
エネルギー取得手段を考え直さなければならないといったことも十分考えられます。

それでは、なぜ二酸化炭素が大量に発生するのかを考えてみましょう。
二酸化炭素は、燃料を燃やすとき、含有される炭素が空気中の酸素と結合して
発生しますね。
それなら「燃焼」という現象を伴わないエネルギー利用がいいのではないかと
「電気」の利用を考えがちですが、この「電気」も火力発電所で石油や天然ガスを
燃焼させて発電タービンの駆動力となる蒸気を発生させているので
二酸化炭素の発生を間接的に伴っているのです。

日本で年間に排出される二酸化炭素の量は250メガトン余りと推定されています。
その内訳は、鉄鋼製造業が17%、鉄鋼以外の製造業が27%、
住生活におけるエネルギー消費が16%、業務用13%、交通機関4%などとなっています。
現状のまま対策をしなければ、住宅でのエネルギー消費量の増加は今後も
ますます進むものと推測されますので、その部分だけを注目しても
二酸化炭素発生の割合も増えていくものと考えなければなりません。

この「地球温暖化」という問題は、「地球環境問題」といわれているものの
一つであることは皆さんもよくご存知のことと思います。
この地球規模の問題を一挙に解決するという方法はいまのところありません。
問題が複雑に絡み合っていて万能な解決策というのは
実は存在しないといってもいいかもしれません。

まず、最初の一歩は「他人任せにしない」で、身近なところから環境を
考えることを始めてみませんか。
インテリアや住宅も決して無関係ではありません。
環境のこと、材料のこと、エネルギーのことなど切り口はたくさん存在しています。