みんなの就職活動 空間の確保:仕事の基本

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みんなの就職活動 空間の確保:仕事の基本


みんなの就職活動 空間の確保:仕事の基本


インテリアを計画する上で、空間の確保は基本中の基本です。
人が快適に生活するためには十分な広さが必要ですが、
必要以上の空間は無駄になってしまいますし、
インテリア計画上予算オーバーを招く可能性もあります。

 人が建物の中で必要とする空間は、そのシチュエーションによって異なります。
例えば人一人に必要な床面積は、映画館ではおよそ0.5m2
図書館の閲覧室では1.5〜2m2、住宅の寝室では5〜8m2とされています。

 人と人とが向かい合って座っても、また、壁に向かって座っても
圧迫感を受けない最低限の距離は75cmで、この範囲のことを「パーソナルスペース」
といいます。
満員電車や混雑した店内、街中の歩道などで人と人との距離が近すぎる場合、
人は不快感・圧迫感を受けやすくなり、居心地の悪い思いをします。

 人の動作に必要な範囲を組み合わせることによって、動作空間の大きさが決まります。
この動作空間は、室空間の大きさを決めるのにとても大切な要素です。
部屋の高さについては、安全であり使いやすいこと(立っても頭がぶつからないこと!)は
言うまでもありませんが、人体への影響がないことを目安に決められています。

 その高さは、例えば居室2.4〜2.7m(建築基準法では2.1m以上)
、事務室2.6〜3.0m、百貨店の売り場4.0m となっています。

 また、台所流し台80cm、洗面台68〜75cm、食卓や机70〜75cm、
バルコニーの手すり110cm(幼児の転落防止のため、幼児の平均身長を参考に出された高さ)
などとなっています。
一般的に販売されている流し台や洗面台・机などは、ほぼこの高さが標準的です。

 通路や座席の幅も、人の行動を妨げないために基準が設けられています。
一般居室の出入り口80〜90cm、病室の出入り口100cm以上
(ストレッチャーの出入りを妨げないため)、一般の廊下90〜95cmなどです。
映画館の座席は50cm、会議室や食堂などの座席は60cm以上、
応接室の座席は75cm(ゆったりと座れるため)となっています。

 部屋の広さや間取りを決めるためには、動線や配置も重要です。
これについては各部屋の標準的な必要空間に加えて、家族構成、
行動パターンなども十分考慮しなければなりません。
家族ができるだけ無駄のない動きで快適に生活するためには、
いくら高価な家具をそろえたり住宅設備を充実させたりしても、
部屋の広さや間取りに問題があっては居心地のよい家とは言えません。

 このように、居室の広さを決める上では、基準とされている範囲の確保、家具の配置、
動作を考慮した空間の確保、そして予算の問題など、さまざまな条件を満たすことが大切です。
要望は人それぞれで異なりますので、きちんとした打ち合わせをして住む人の要望を受け止め、
実現させるのが重要なのです。

難しいプランに頭を悩ませることも少なくないと思いますが、それを乗り越え
、夢を実現のものにするとき力を発揮するのが、インテリアコーディネーター
です。