みんなの就職活動 音をコントロールする仕事

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みんなの就職活動 音をコントロールする仕事


みんなの就職活動 音をコントロールする仕事


「音」のお話です。

住宅でも、空間構成や、開口部のとり方や仕上げ材の選び方で
「音を楽しむ住宅」をつくることができます。

家の中が常に「静かだ」というのは、音環境の理想とはいえないということをご存知ですか?
「生活の音」や「自然の音」が感じられるということは実は大切なことです。
2階にいる子どもの気配、虫の音等々、うるさくない程度に感じられたほうが生活観がありますね。

しかし、一方では個人のプライバシーを保つといった人間の感覚に対する音のバランスも
大切にしなければなりません。
これらのバランスをとるためには、音をコントロールし、防音をしたり、遮音をするといった工夫が
必要になるのです。
聞きたくない音を遮断し、聞きたい音は自然に聞こえてくるといった環境が理想です。
そして、音を出したい時は気兼ねなく出せればいうことがありません。

インテリアコーディネーター1次試験では、「環境工学」の分野でこの音の問題が出題されます。
「音の性質」を知り、遮音や吸音の考え方、材料による効果の違いを学習します。
音は、その感じ方に個人差があるので、まだまだ難しい分野ですが、
「何のために学ぶのか?」ということをはっきり認識していないとなかなか理解
できない部分もあります。

子どもをとりまく環境を考える
「子どもをとりまく環境」についてのお話をしようと思います。

 「都市部で目立つ住宅事情の悪さが、子どもをもつことを抑制している」という指摘があることを
ご存知ですか?
ところが実際は、部屋数が少なくても複数の子どもをもつ人は多いのが現状です。
ある住宅メーカーの調査でも、子どもの数は、部屋数より親のライフスタイルの違いに
関係しているという結果が出ました。

 ある住宅メーカーが行った「生活のありよう調査」によりますと、子ども1人家庭と、
2人以上の家庭を比べたところ、ライフスタイルの違いがくっきりと出現しました。
 まず、子ども1人家庭の専業主婦率は53%で、この数字は子どもが2人以上いる家庭より
高いということを念頭に置いてください。
そして、「夫婦別室で寝る」が平均の1.5倍という結果。
また、「子ども部屋にかぎ」の割合も高く、全体に「個室重視」の傾向が強く出たそうです。
そして、「日常の料理も十分手間をかけて作る」人が少ないなど、子どもは少なく、
家事にも手をかけずに自分の時間を楽しむ志向が浮き彫りになっています。

 これに対し、子どもが2人、3人いる家庭は「リビング重視型」であることがわかりました。
「子どもは、子ども部屋よりリビングやダイニングで勉強する」
「子どもは子ども部屋より居間で遊ぶ」などの割合も高いという結果が出ました。
また、母親も「趣味はリビングでする」「家族と話をしながら炊事をする」など、
自分の時間より、家族の時間を楽しむ傾向が強く現れています。

 この調査をふまえて、この会社では家族数で部屋数を決めず、
自由に間取りを変えられる住宅を提案するようになりました。
 心地よい個室は引きこもりを促すとして、

  1. 子ども部屋と玄関を結ぶ動線上にリビングやダイニングを
  2. 子ども部屋にかぎをかけず、間仕切りで気配がわかるように・・
などと提案をするようになったのです。

 では、子ども室とは本来どのように与えていけばいいのでしょうか?
もちろんこれには賛否両論がありますが、
「新築を機に、勉強させようと個室を与える親が多いが、徐々に自立心を芽生えさせる
プロセスが大事である」 ということが言えるのではないでしょうか?

 さて、皆さんはどのように考えますか?