みんなの就職活動 建築基準法:学習、仕事をしながら法規を覚える

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みんなの就職活動 建築基準法:学習、仕事をしながら法規を覚える


みんなの就職活動 建築基準法:学習、仕事をしながら法規を覚える


 「建築基準法」は1950(昭和25)年5月24日法律第201号として公布され、
11月から施行された法律です。
その後、数々の改正、大改正が繰り返されて現在に至っています。

「建築基準法施行令」「建築基準法施行規則」などはその付属法令のことです。

この法律は「建築物の敷地・構造・設備および用途に関する最低の基準を定めて、
国民の生命・健康および財産の保護をはかり、もって公共の福祉の増進に資すること」を
目的にしています。

ここで私たちが注目しなければならないのは「最低の基準」という部分です。
とかく法律は遵守されていればいいと思ってしまいますが、「最低の基準」となれば
イコール「快適」とは言い難い環境であることは誰もが感じることだと思います。

さて、この法律は「建築物」すなわち「土地に定着する工作物のうち、
屋根があって柱または壁のあるもの、その他」および「建築設備」や「建築物に付属
する煙突・広告塔・高架水槽・擁壁その他の工作物」が対象とされますが、
建築物であっても鉄道等の線路敷地内の運転保全施設、跨線橋や国宝・重要文化
財である建築物やその復元等については適用を除外されます。
(これはインテリアコーディネーターの実務にはあまり関係がないこことですが、
建築基準法はコーディネーター検定の範囲ということで、ここで覚えてしまいましょうね。)

この建築基準法を大きくふたつに分けると、「単体規定」と
「集団規定」に分けることができますが、「単体規定」では、
建築物の構造・材料・設計に関する技術的な基準の最低限を規定しています。
これは、個々の建築物の実質を健全なものにすることが目的になっています。
盛り込まれている事項を列記してみますと、敷地の衛生および安全、構造耐力、
大規模な建築物の主要構造部、屋根、外壁、防火壁、耐火建築物または準耐火建築物に
しなければならない特殊建築物、居室の採光および換気、地階における住宅等の居室の制限、
長屋または共同住宅の各戸の界壁の遮音、階段、便所、電気設備、避雷設備、昇降機、
特殊建築物等の避難および消火に関する技術的基準その他火災防止に関する事項、
建築材料の品質、特殊の材料または構法、災害危険区域等についてということになります。
ことばにすると難解ですが、こちらの方はインテリアの設計にもいろいいろ関連のあることばかりですね。
もちろんこれも「最低の基準」なのですから、技術的な水準の高い設計をしていれば
何の問題もありません。

「集団規定」では、都市計画的見地から都市または市街地での建築物の集団のあり方を
合理的なものにすることを目的として、用途地域制の規定、形態地域制の規定、道路関係の規定、
防火地域制の規定、美観地区の規定などが定められています。

「建築基準法」および関連する法規を学習することはインテリアコーディネーターの必須事項ですが、
それぞれを個々に学習することはなかなか難解ですが、「技術的水準の高い設計」を
学ぶことによってその方向を知ることは難しくはないことです。
建築法規を効率良く学ぶには、インテリアの各分野で関連する法規を
平行して覚えていくことが大切ということになります。
参考になりましたでしょうか。